真建ホームズでおうちをご建築されたお客様
並びに、現在ご建築中のお客様 各位
現在、世間を騒がせております、地盤の沈下につきまして、
弊社委託先の会社様より、下記の通知が届きましたので、
長文ではございますが、ご覧頂ければと思い、
本ブログにて、掲載させて頂きました。
~ 以下 弊社に届きましたメールより抜粋です ~
『横浜マンション沈下事故を教訓に今私たちに求められるもの』
皆さんこんにちは。平素は格別のご高配を賜り厚く御礼を申し上げます。
さて、今回のメルマガは緊急発信でございます。
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先日より世間を騒がせている横浜のマンションの沈下事故について
発信をさせて頂きます。
この問題の発生以降、弊社にも数件の相談と問い合わせがありました。
おそらく、建築に携わる方も一般のエンドユーザー様も同じ不安を
抱えられていると思い、簡単にですが解説と今後の提案をさせて頂きます。
今回のような案件はなぜ発生するのか?(可能性も含む)
「原因」「対策方法」で説明をします。
原因1
「杭の設計をする為のボーリング調査のポイント数不足!」
本来、建物を施工するにあたり地盤の状態を調べる為に
ボーリング調査を行いますが実はもう一つ理由があります。
それは、地盤が軟弱で杭を打設しなければいけない時に
どの深さまで杭を打設するか設計をする為です。
地中深くの支持層と言われる岩盤は、建物の端と端では
数mの差が生じる可能性が大いにあります。
もしかするとボーリング調査のポイント数が少なく設計
通りに杭を打設したにも関わらず実際の施工時では岩盤まで
届かない杭が数本発生した可能性があります。
対策1
「ボーリング調査とスウェーデン式サウンディング試験との併用」
横浜のような大型建築物に関してはボーリング調査を増やすしか
ないでしょう!しかしRC5階(鉄筋コンクリート構造物)程度までの
建物であればボーリング調査とスウェーデン式サウンディング試験を
併用し、建物の四隅で行うことにより設計の幅が広がります。
地中の地盤の傾斜具合を把握したり、時には施工時に問題が発生
しそうな大きな地中障害を見つけたりもします。
より安心な設計の為に、スウェーデン式サウンディング試験の併用を
ご活用下さい。
原因2
「杭の施工記録を改ざんできる環境がある!」
我々のような仕事は地盤の中、建物の下という事もあり建物完成後に
施工を確認することが出来ません。
横浜の沈下事故はまさにあってはならない手拭き工事によるデータの
改ざんがもたらした結果です。
対策2 弊社では管理装置を使用しております。
管理装置とは杭の長さ・セメント量・施工時間等を管理する装置です。
また、弊社が使用する「ジオ・モニター」はデータ改ざん防止の
第三者認証資料として提出します。
このシステムを使用することにより、万が一沈下事故が発生した時に
原因や責任が明確になり、保証会社や裁判所にエビデンスが担保された
データを提出する事が可能となります。
--------------------------------------------ジオ・モニターとは↓
http://www.tosho-g.jp/business/kairyo/kairyo_sekokanri/原因3
「地盤調査後の報告書作成時に入力ミスや不正入力を行える環境がある!」
そもそも地盤改良のデータ改ざんが行われると言う事は地盤調査時の
データも入力ミスや不正入力の可能性を疑がわざる得なくなります。
同業者として前述のような事は無いと信じますが、入力ミス等の
ヒューマンエラーは少なからず発生します。
対策3
弊社ではヒューマンエラーによる入力ミスや不正入力の防止として
「G-web
System」という調査システムを義務化しています。
「G-web
System」とは地盤調査データが、復元されたり不正な入力や
改竄・破損などが無いかをチェックし問題が無ければ「電子認証」されます。
簡単に言えば合格のサインが押されます。
この調査データは万が一沈下事故が発生した時に保証会社や裁判所に
エビデンスが担保されたデータとして提出されます。
「信用しているから大丈夫!」その信用に電子認証という証をもって
安心をお届けする必要があります。
--------------------------------------------G-web
Systemとは↓
http://www.tosho-g.jp/business/chosa/chosa_gweb/^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
今、お施主様は地盤に対してシビアになっています。少しでも地盤に対して
安心して頂ける提案をさせて頂きますので、不明な点がございましたら
遠慮なくご連絡下さい。
~ 以上 ~